電線工事

四国電気保安協会さまから電線引込口の絶縁処理のご依頼をいただきました

今回は、四国電気保安協会さんから直接ご依頼をいただいた工事のご紹介です。
内容は「電線引込口の露出絶縁処理」。
保安協会さんの調査で、電線の被覆が劣化して剥がれている箇所が見つかり、漏電のおそれがあるため補修してほしいというものでした。

保安協会さんは、各家庭や建物の電気設備が安全に使えているかを定期的に調べている機関です。
調査で見つかった不具合を、実際に直すのが私たち電気工事店の役目。
地域の電気の安全を、それぞれの立場から一緒に守っています。

施工前

経年劣化した電線引込口
電線引込口の内部が露出している様子

施工後

絶縁テープを巻き付け、内部の露出を覆って処理が完了

そもそも「電線引込口」とは?

電柱から伸びてきた電線は、建物の外壁に取り付けられた金具(引込線取付点)を経由して、建物の中へ引き込まれます。この、電線が建物に入っていく部分が「引込口(ひきこみぐち)」です。

引込口まわりの電線は一年中屋外にさらされているため、紫外線・雨風・寒暖差の影響を強く受けます。年数が経つと、電線を覆っている被覆(ビニールやゴムなどの絶縁体)が硬くなってひび割れ、やがて剥がれてしまうことがあります。

被覆が剥がれたままだと何が危ないの?

被覆は、電気を外に漏らさないための大切な「服」のようなものです。これが剥がれて中の導体(銅線など)が露出すると、次のような危険があります。

  • 漏電:雨水などを伝って電気が建物の金属部分に流れる
  • 感電:外壁や雨どいなどに触れた人が感電するおそれ
  • 火災:漏電やショートによる発熱・発火のリスク

すぐに大きな事故につながるとは限りませんが、放っておくほどリスクは高まります。保安協会さんの指摘は、事故が起きる前に手を打つための大切なサインです。

今回の現場の状況

保安協会さんからの情報をもとに現地を確認したところ、引込口付近の電線の被覆が経年劣化で剥がれ、内部が露出しかけている状態でした。このままでは漏電のおそれがあるため、速やかに絶縁処理を行いました。

施工内容:絶縁テープによる絶縁処理

  1. 現状確認:被覆の剥がれている範囲や、周囲の劣化状況をチェックします。
  2. 下準備:テープがしっかり密着するよう、汚れや水分を取り除きます。
  3. 絶縁テープ巻き:剥がれた部分を覆うように、絶縁テープを少しずつ重ねながら丁寧に巻いていきます。すき間ができると雨水が入り込む原因になるため、端までしっかり巻き込むのがポイントです。
  4. 仕上げ確認:巻き残しやたるみがないか最終確認をして完了です。

作業は短時間で完了し、建物にお住まいの方にも安心していただける状態に戻すことができました。

電線の補修は電気工事士の資格が必要です

引込口まわりの電線の補修は、「電気工事士」の資格を持つ者でなければ行うことができません。被覆の剥がれに気づいても、市販のテープでご自身で直そうとするのは感電の危険があるため絶対におやめください。

当社では有資格者が責任を持って施工いたします。保安協会さんからのご依頼はもちろん、一般のお客様からのご相談にも対応しております。

電気のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください

「電線が古くなっている気がする」「保安協会さんから通知が届いたけど、どこに頼めばいい?」といったご相談も大歓迎です。愛媛で電気のことで困ったときは、地域の街の電気屋さんとして、いつでもお気軽にお声がけください。

四国電気保安協会さま:https://www.sdh.or.jp/